日食と新月

新月とは、太陽と地球の間にある月のことです。ちょうど満月の逆になります。 新月となっても地球の通り道(黄道)と月の通り道(白道)の面が約5度傾いているため、日食になることはほとんどありません。

月が黄道面を南から北に通る点を昇交点、北から南に通る時を降交点といいます。昇交点または降交点付近で新月になるとき、日食となります。

昇交点をA,降交点をDとすると、線分ADは月の公転方向とは逆に回転しており、その周期は18.6年=6793.477日です。太陽をS、地球をE,月をMとしたとき,線分SEと線分ADが一直線になる付近での新月は日食となる可能性が高くなります。

地球の公転周期を365.256日、月の公転周期を27.3217日としたときのシミュレーションです。

カメラ切り替えは [1]宇宙から地球を見る [2]地球から太陽を見る [3]宇宙から太陽を見る [3]月から太陽を見る の順に切り替わります。

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