Processing math: 100%

正四面体の体積(その1)

1辺がaの正四面体ABCDがある。点Aから平面BCDにおろした垂線の足をHとしたとき、次の長さを求めよ。

ボタンを押すとヒントとなる図が表示されます。

(1)△BCDの外接円の半径BH 

(2)正四面体ABCDの高さAH 

(3)四面体ABCDの体積

Canvas not supported


[解説]

(1)△AHB,△AHC,△AHDは合同な直角三角形であるからBH=CH=DHとなり,点Hは△BCDの外心となります。

BHは外接円の半径であるから,△BCDに正弦定理を用て求めることができます。BH=asin6012=33a

(2)高さAHは△ABHに三平方の定理を用いると求めることができます。AH=a2(33a)2=63a

(3)BCD=12BCBDsin60=34a2

V=13BCDAH=1334a263a=212a3